施工性抜群!一液形塗料

現在外壁塗装では一液形塗料が主流となっています。塗料には一液タイプと二液タイプがありますが、その構造は全く異なります。施工でいうと一液形はそのまま直で塗装を行う事ができますが、二液形は二つの塗料を混ぜて使用する必要があります。最近では塗装をすると臭いがする事からシンナー系の溶剤タイプの塗料は敬遠され、非常に臭いが抑えられている水性タイプの塗料がよく使用されます。水性塗料はその多くが一液形タイプとなっています。

 

1. 一液形塗料の特徴塗装

一液形塗料は二液形と違い、そのまま塗装が行えるので非常に施工性が良いです。二液形は例えばA塗料16kgとB塗料4kgという2つがあり、それぞれを4:1の割合で混合して使用するというようなものです。ただ混ぜ合わせるだけであればそこまで不都合ではないのですが、気を付けなければいけないのは二液形塗料の場合それぞれの塗料を混ぜ合わせた瞬間から塗料の硬化が始まるためすぐに塗りきらなければなりません。

少し持ち場を離れて帰ってきて再度塗装をしようとすると既に固まって塗装ができないというようなケースも多々あります。特に夏場などはさらにその硬化が早まりますので休む間もなく塗り続ける必要があります。そうなると、一気に全ての塗料を混ぜ合わせるのではなく、少しずつ小分けにして混合して塗って、混合して塗ってという作業が必要となる為、一液形塗料と比べると面倒です。実際、夏場に二液形塗料をスプレーなど機械で塗装をすると、少しでも放置していると機械内で塗料が固まってしまい機械が使えなくなるというようなケースも起きます。

一方で一液形塗料については水性塗料であれば水が蒸発、溶剤塗料であればシンナーが気化する事で徐々に塗膜が固まっていきますので、焦って塗る必要もありませんのでじっくりしっかりと塗装ができるというのが特徴です。

 

2. 二液形塗料のメリット

一見すると全てにおいて一液形塗料の方がメリットが大きいように思えますが、勿論二液形塗料にもメリットがあります。確かに塗装の施工については面倒なのですが、この二液を混合して使用する硬化反応型塗料というのは一液形塗料と比べると塗膜が非常に強靭になります。ですので特に住宅塗装において傷みやすい箇所である屋根塗装には二液形塗料を使用し、軒などに守られ雨・紫外線が屋根ほどには当たらず又窓なども多いので臭いがあまりしない一液形水性塗料を外壁塗装には使用するケースが多いです。

 

3. まとめ

水性一液形塗料の性能は以前と比べると格段に良く成りましたが、光沢や防汚性についてはまだ二液形塗料と比べると低いと言わざるを得ません。それを考えるとやはり多くの塗装店は屋根には信頼の高い溶剤系の二液タイプを今でも使われるケースが多いです。二液形塗料は混合比率を誤ると塗料の性能が著しく落ちますし、施工もある程度の速さが必要である事から職人の腕に大きく左右される塗料と言えます。一液形塗料はDIYでも安心して使用できる万能型塗料という言い方ができるでしょう。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめています。

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