コーキングの打ち増し

打ち増し

サイディングボードや窓枠などのつなぎ目を埋めているグレーや透明のゴムの様なものをコーキングやシーリングと言います。最近ではサイディングボードのお家が多いですのでよくご存じの方も多いですがこのコーキングが劣化してくると塗装と同じようにヒビが入って来たりしますので一般的に外壁の塗り替え時に補修する事が多くなります。この時、古いコーキングを一旦全て撤去して新しいコーキングを埋める事を打ち直し、古いコーキングはそのままにして、その上から新しいコーキングを打つ事を打ち増しもしくは増し打ちと言います。

 

1. 打ち増しで良いか、打ち直しが必要か?

打ち増しというのは古いコーキングの上から新しいコーキングを打つ(コーキングの場合は塗るではなく打つという言い方をします)ので金額をかなり抑えられるというメリットがあります。使用するコーキングの量が少なくなるので当然ではありますが、コーキングの使用量でのコスト削減よりも、サイディングの間の溝に埋まっているコーキングをカッターなどで切って剥がしていくという手間が省けるのが最も大きいです。

コーキングを撤去するというのは非常に手間のかかる作業なので、正直言うと誰しもしたくないというのが正直な所かと思います。一軒家のコーキングを取り除こうと思うと数百メートルにもなります。金額でいうと20~30万程度かかってきます。これを打ち増しで行うと10万円程度で済んでしまいますので全体の見積もり金額も20万円程度変わってくる事もあります。

ここに付け込んで、はっきり言うとあまりしっかりとしていない業者程打ち増しで見積もりを行っている場合が多いです。お客様の側からしても見積もりが安くなるというのは喜ばしい事ですし、業者としても打ち増しにする事でコストを抑える事ができるので当然見積もりに反映する事ができ成約率も高くなりますので一見win-winにも見えます。

 

しかし!残念ながらそうではありません。基本的に塗り替えは大体10年~15年前後経った時期にやる事が多いですので塗装はかなり傷んでしまっています。塗装の耐用年数は大体10年程度ですので当然です。ただ、コーキングの耐用年数は最近でこそ超耐久と呼ばれるコーキングも出てきてはおりますが一般的には10年よりも短いものが多く塗装が傷んでいる状態の場合はコーキングはそれ以上に傷んでしまっているケースが多いのです。

 

この様にかなり傷んでいる状態のコーキングの上から新しいコーキングを打ったとしても当然ながら十分な耐久性を確保する事は難しく、折角コーキングを打ち増ししても10年よりももっともっと耐用年数が短くなってしまうのです。実際、正しいコーキングの仕様に関してはメーカーも肉厚を1cm程度確保する事を明記しておりますが、古いコーキングの上から新しいコーキングを打つとその厚みを確保する事はほぼ困難なのです。

 

つまり、打ち増しが可能な場合は既存のコーキングがコーキングカバーなどで紫外線などの劣化から守られており殆ど劣化がしておらず、且つコーキングを埋める溝が十分に深くコーキングの厚みを十分に確保できる状態にある場合のみと言えますが、既存のサイディングの溝部深さは大抵が1cm程度となっており既存コーキングがあると非常に肉厚を確保しづらいものが多くなっています。

 

2. まとめ

打ち増しは確かに金額は安く抑えられますが、10年経って塗り替え時には殆どの場合適さない場合が多いのであまりお勧めできるものではありません。サイディングのお家の場合は必ずコーキングのメンテナンスについても見積もりに上がってくる事項ですので、打ち増しなのか打ち直しなのかをしっかりと業者に確認した上で比較検討する事が重要となります。

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