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秋、それはベストな塗装の季節
- 2015/9/3
- 塗装工事・価格等について
塗装に最も適した季節は?と聞かれれば間違いなく秋と答えます。春も秋と同様に暑すぎず、寒すぎず非常に塗装には適した季節ではありますが、どちらがより良い季節かと言われればやはり秋になるでしょう。というのも春は寒い季節から温かくなる過程の状態ですので日によってはまだ極端に寒い日もあります。塗装は最近ではほとんどが水性塗料を使用する事もあり、気温というのは非常に重要なポイントとなります。あったかいと思っていたけど急に寒くなったりすると塗装の乾燥が遅くなる事で作業が遅れたり塗膜の形成に以上をきたす場合もあります。
1. 寒い季節や暑い季節の塗装はダメ?
では、夏・冬などの気温が非常に極端な季節の塗装はどうでしょうか?よく夏や冬は塗装ができない事をおっしゃられる方なども居ますがそれはありません(雪国などで常に雪が降る状態はもちろんダメ)。塗装をする事自体は何の問題もありませんし、実際に少なくとも大阪ではどの塗装業者であっても施工を行っており夏や冬は休業しているというようなケースは聞いたことがありません。
ただ、気温が非常に高かったり低かったりすると当然ながら塗膜の乾燥が極端に早く成ったり遅くなったりするので施工管理するのが大変という事はあります。冬場などはよくありますが、昨日塗装をした屋根の塗装が翌日行ってみるとまだ完全に硬化していない場合やもっとひどい場合などは塗装をしたら、夕方から急激に気温が下がって塗膜が硬化せずに夜露に当って折角塗った塗料が流されてしまった。というようなケースもあります。
塗装には必ず塗料メーカーから塗装の仕様書が出ていますがその仕様書も基本的に『外気温が20℃や25℃の場合は〇時間で乾燥します』というようになっており、外気温が10℃の場合や30℃の場合では掲載されていないのであとは職人の経験で現場を確認して乾燥状態をチェックし次工程に移るという事になりますので管理上においては塗装の苦労が多い季節となります。
2. まとめ
塗装の季節は春・夏・秋・冬ともに施工は可能ですが、塗料が乾燥するという事が絶対条件となりますので基本的にどの塗料メーカーにおいても最低気温が5℃以上である事は絶対条件となっています。なので冬場においては雪が降れば勿論ですが、降らなくても常に外気温が5℃を下回るような地域では塗装はできません。大阪などでも朝方や夕方近くになると5℃を下回る事もありますので、冬場の施工においては日中の数時間しか施工ができない日もある為、全体の塗装工期は通常が2週間位なのに対して3週間程度かかる場合もあるのは事実です(※ただ、金額的にはあくまで塗装は実働ベースなので3週間かかるから通常の1.5倍かかるかというとそうではありません。通常と変わりません。)。
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