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黒が良いと思っていませんか?屋根の色について
- 2015/3/16
- 塗装工事・価格等について
お家の塗装をする際に外壁の色についてはよく悩むところですが、屋根の色については殆どの方があまり考えることもなくとりあえず黒(もしくは茶色)を選ばれる方が殆どです。他の色を選ぶメリット・デメリットについてご紹介させて頂きます。
1. 色々選べる屋根の色
通常、塗装の色については外壁も屋根も基本的には同じ数の色(1000色程度)が対応可能です。ただ、実際に選ばれる色は各塗料メーカーで基準となる色を設けており通常数十種類となります。外壁塗装の場合はおおよそ基準色全てにおいて選ばれる傾向がありますが、屋根についてはその内の数種類で殆どが決まります(明るい色はほぼ選ばれない)。
1-1. 標準の色(黒や茶)を選ぶメリット
屋根の色においても外壁と同様に多くの色から選ぶことができますが黒を選ぶ傾向が非常に強いです。では黒など濃色を選ばれるメリットとは何でしょうか?
①汚れが付いたり堆積しても目立ちにくい
②外壁の色を多少目立つ色にしても調和が図りやすい
③塗料によっては基準色に無い色の塗料を選ぶと別途料金が発生するケースがあり、黒や茶は通常標準色に含まれる為安い
1-2. 標準の色(黒や茶)を選ぶデメリット
では逆に屋根の色に黒や茶を選ぶデメリットとは何でしょうか?これは考えられる中では1つで、黒系だと室内が暑くなりやすいという事です。当然のことながら白色と黒色では熱を反射する反射率が異なります(右図:関西ペイント遮熱塗料参照)。
黒に近いほど熱を吸収し、白はその逆です。つまり、黒だと熱をどんどん吸収するので夏は温度が屋根から伝わり室内が暑くなりやすいです。
特にコロニアルや金属屋根などは厚みも殆どありませんので熱を伝えるスピードも速くなります。
2. まとめ
実際、工場や倉庫を塗装する場合は屋根の色は白色に近い色で施工をする事が殆どです。それは金属屋根という事もありますし、またお家と違い屋根裏面に断熱材が無い場合も多く室内に熱が伝わりやすいという事から熱の伝わりを抑える白色塗料や遮熱塗料が選ばれます。⇒遮熱塗料については遮熱塗料と断熱塗料の違いをご覧ください。
お家では工場と比べて勾配がありますので白を塗り汚れるとその汚れが目立ちますので選ぶのは難しいですが、遮熱塗料を選ぶかもしくはブルー系やグレー系を選ぶだけでも黒や茶色と比べると反射率が高く幾分熱の伝わりを抑える事ができます。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめていますのでご参照ください。きっとお役に立つ情報がある。はず。
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