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高圧水洗浄の仕方次第で剥がれたり膨れたり
- 2015/6/2
- 塗装工事・価格等について
何をやるにしても基礎づくりがとても大切です。塗装工事における基礎づくりとはまさに高圧水洗浄です。屋根や外壁塗装は前回の塗り替えから大体10年ほど経過をしており、相当のゴミ・コケ・埃などが堆積しています。このような状態の下地に対して高圧水洗浄なしでの塗装工事は擦り傷をして砂を洗い流さずにカットバンを貼るのと同じで剥がれの要因につながります。
1. 高圧水洗浄とは
塗装工事をする場合、通常前回の塗装から10年程度経過しているケースが多く、屋根・外壁の表面は非常に傷み、汚れた状態となっています。ですので当然ながらそのまま高圧水洗浄なしで新たに塗装を行うと汚れが下地と塗装との間にサンドイッチされた状態になりますので仮に塗装をしても数年経過後(2~3年)に上塗り塗料が剥離してくる可能性が高まります。これを防ぐために高圧水洗浄にて汚れを十分に落とす必要があります。
1-1. 一般的な塗装工事の工程
塗装工事では高圧水洗浄は一番初めに行います。最近はケルヒャーなどの家庭用の高水圧洗浄機などもよく販売されているのをテレビで見受けますのでどれだけの汚れが落ちるかも大体想像がつくかと思います。高圧水洗浄は表面に付着した汚れはもちろんですが、剥がれかかっている既存塗膜も強烈な水圧で落とすことができます。その水圧力は大体100~120kg/cm2程度で行うので、しっかりと汚れを落とすことが可能です。因みに家庭用洗浄機はおおよそ80kg/cm2前後程度のものが多いようですので弱化水圧力が弱いため、旧塗膜の剥離などが十分に行えない可能性があります。
2. 注意点
家の大きさにもよりますが、高圧水洗浄は大体半日~1日程度かかります。高圧水洗浄後の屋根外壁内部には湿気が溜まった状態になりますので、十分乾燥させてから次工程(下塗り)に移る必要があります。この乾燥が不十分であるという事は、湿気を中に閉じ込めたままに塗膜で上から蓋をして湿気の逃げ道を塞いでしまうということになります。湿気は外気温によって膨張しますので内部で膨らんだ湿気が蓋をしていた塗膜を押し上げて、膨れとなったり剥離してしまう事もあります。
ですので乾燥をしっかり取らないような業者であれば一言言った方が良いです。ごく稀ですが一日で高圧水洗浄から下塗り位まで一気に施工をされるような業者もいますが問題外です。洗浄後の乾燥については当然ながらどの塗料メーカーの施工注意事項にも明記されております。塗装の仕様方法については、塗装の教科書!塗装仕様書とはをご参照ください。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめていますのでご参照ください。
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