コロニアル屋根の縁切り
- 2015/3/27
- 工事日記
大阪府羽曳野市にてコロニアルの現場の調査に行かせて頂きましたが、屋根については現在かなりコロニアルの比率が多いです。
コロニアル屋根で問題なのが縁切りという作業です。最近はネットなどでもちょくちょくみられるので知っている方もいるかと思いますが、コロニアル屋根についてはその施工構造の観点から水の侵入口と出口が確保されている必要があります。
出口の部分が確保されていないと侵入した水が屋内に逆流して雨漏りの原因ともなります。縁切りとはその屋根からの出口の確保作業の事を言います。
羽曳野市で確認した同じコロニアル屋根でも前回は縁切りはされていなかったようです。実際縁切りについては手間もかかる為、作業をされない業者もかなりいます。縁切しなければ100%雨漏りするというわけでもありませんが、雨漏り発生を助長するのは確かです。
最近ではタスペーサー部材をコロニアル屋根に挟み込む工法が縁切りに代わって出てきています(カラーベストに必要タスペーサーと縁切りとは?)。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめています。
HPをお気に入りに追加