屋根リフォームでの詐欺の手口とは
- 2015/6/22
- 工事日記
リフォームをする時に屋根の場合に詐欺もしくは詐欺まがいの事をする業者というのもいます。最近でこそ大分減りましたが依然はよく耳にしました。屋根は基本的に現場調査などですと梯子に上ってチェックをします。梯子も屋根まで上るとかなりふらつきますので通常素人では登るのも怖く自身で確認する事はまずありません。
ここに付け込んで悪徳業者などは、割れてもいない瓦を割って写真をとり『瓦が割れてて漏水が考えられる』とか何も特に異常もないのに『瓦が割れていた』とウソの報告をしてとにかくすぐに処置をしないと問題が大きくなっていくというような口調で契約を取るというような詐欺があります。つい先日、福岡であったリフォーム店での被害も同様の手口で業務停止となっていました。
この様な業者に共通しているのは『ちょっとそこで工事をしていた』や『キャンペーンでこのエリアを重点的に回っている』『ちょうとモニター募集をしていて良さそうな角地だった』など訪問販売をして無料で家の点検をするという流れからの話が殆どです。
また、こういった業者については多くの場合ターゲットをご年配で且つ築年数が数十年経っているものに定めているケースも多いのが特徴で、その理由は築年数が経っている為何かしらの問題は起きている可能性が高い事と、基本的に他社と比べられると暴利である事がすぐに分かりますので契約をその日に取りたい為にできるだけ断られにくいお年寄りに絞っています。
この様な詐欺に巻き込まれない様にするためには2点だけ注意が必要です。
①訪問販売業者に屋根は上らせない事。
②訪問販売会社でなくても即答は避け、必ず他社と比べた上で決断する事。
以上2点を抑えておけば屋根リフォームからの詐欺にあう可能性は大きく抑制する事ができます。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめていますのでご参考下さい。きっと少しは役に立つ・・・はず。
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