- Home
- 実は保証期間が長い程危険な場合も!外壁塗装の保証
実は保証期間が長い程危険な場合も!外壁塗装の保証
- 2015/7/7
- 塗装工事・価格等について
おそくら外壁塗装を大阪でする限りどこの塗装施工業者でも保証を出していると思います。ひょっとすると一切出していない所もあるかもしれませんが、それ位殆どの業者が3年~15年程度の保証を惜しげもなく?出している状態です。10年前などはおそらく保証を出している業者の方が少なかったように思いますが現在では出して当たり前、出さないと選んでもらえないような状態になっています。当然ですが、やはり外壁塗装の保証が無い業者よりある業者を選ぶのは鉄則だと言えます。ただ、大切なのはもらう事よりその中身なのでご注意ください。
1. 外壁塗装の保証の中身を確認しよう
もし外壁塗装をして業者から10年保証と言われて安心しているようでは心配です。しっかりと保証の中身を確認するようにしてください。というのは保証というのはあくまで何か施工上の問題で業者側に非があった場合に手直しなどを無償でやってくれるというイメージがあるかと思いますいが実はそうとは限りません。その保証の中身は外壁塗装の施工業者によりマチマチなのです。
特に、保証期間が15年などという業者の場合は注意が必要かもしれません。施工業者の立場から言わせてもらうと、15年の保証というのはちょっと考えられません。というのも現在日本にある塗料で最も耐久性が高いといわれる塗料で最大が15年程度です。つまり最も耐久性が高い塗料が寿命の最期まで保証をするという形になりますので一体何について保証をするのか?という事になります。テレビなどでも恐らく1年や3年保証というのが一般的だと思いますがテレビの15年保証をしている様なものですからその異常さがわかると同時に何について保証しているのかが気になる所です。
2. 問題が起きるのは・・・
塗装をして問題が起きる内容は、膨れ・剥離・変色・ヒビ割れ・ピンホールなどです。いずれも経年劣化でも起こる事がありますが、もし施工上の不手際があれば殆どが施工後半年以内、遅くても3年以内に発生します。つまり施工後に3シーズンを超えて問題がなければまず施工上の問題は無かったと考えて良いかと思います。ですので最低でも3年以内におこった同問題であれば無償で対応してくれる保証であればひとまずは安心かと言えます。
ただ、実際には殆どの場合が但し書きなどがされており、例えば『施工が原因が認められた場合に限り』や『足場は自己負担』、『工事代金は折半』など明記されている場合もあります。これでは施工上問題があったのにその手抜き工事の為に更に費用を負担するという羽目になる可能性もあります。
流石に施工後数か月で行ったものなどは大抵無料で手直しをしてくれる業者が殆どだと思いますが、半年を超えてくると下地が問題で施工上の問題では無いなど言われるケースもありますので外壁塗装をする前に必ず保証の説明はしっかりと確認しておく必要があります。
3. こんな業者は避けましょう
とりあえず外壁塗装の保証において塗料の寿命と同じ期間を出している業者は避けるべきです。車やテレビに15年の保証をつける事はありません、それを行っているのが同様の業者になりますので、恐らく初めから保証をする気がありません。ウレタンで5年、シリコンで8年程度の保証が恐らくマックスです。保証は長いから良いというものではありません、本当に保証をしようとするのであれば当然ながら寿命より短い期間に設定するのが当然です。実際、訪販会社の保証はおそらく業界の中でも最も長く設定されている傾向があります。十分に注意をしましょう。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめていますのでご参考下さい。きっと少しは役に立つ・・・はず。
HPをお気に入りに追加