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ガルバリウム(ガルバニウム)鋼板には外壁塗装が必要?
- 2013/2/19
- 屋根・外壁(素材種類・色)について
ガルバリウムとは金属にメッキの加工をした鋼板で、一般的な金属と比べて5倍以上錆びにくいというのが特徴です。金属屋根の耐久性はほぼ錆びに準ずるところがありますので、錆びにくければその分耐久性が伸びるという事になります。ガルバリウムはその為、非常に耐久性が高く50年程度持つと言われたりもします。確かにある程度の耐久性は考えられると思います(メーカー保証10~30年)。が、全く塗装などのメンテナンスが必要ないかどうかについては今後結果がでてくるまだ新しい素材というのが実状です。
塗料でいうとフッ素が出た当初はメンテナンスフリーなんていうふれ込みもありましたが、実際耐久性は高くてもヒビ割れや汚れはついてしまいますので20年以上持つことはまずないですし、おおよそ15年もすると塗装の必要性が出てくるのが正直なところです。
実際、ガルバリウム鋼板についても既に外壁塗装をしたケースはあります。理由としてはガルバリウムは夏場に非常に熱くなるからというものです。もちろん断熱材をしっかりと内部に敷き詰めておけば室内への熱侵入はある程度防げるかと思いますが、外壁の外側表面については夏場は非常に熱くなり60度以上になる事もありますので、子供が居れば危険ですので遮熱塗料で塗装を行うケースがあります。
また、鋼板である為雨音の影響もありますので少なくとも屋根にはおススメできる素材ではない(工場など人が住んでいる環境でなければ良いかと思いますが)かと思っております。今後もっとはっきりとしたデータが出てくるかと思いますが、現時点で○○年持ちます!という事は言いにくいのが現状です。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめていますのでご参照ください。
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