色によって結構違う!塗料の反射率

塗料には反射率がそれぞれ決まっており、反射率が高い程熱を反射する効果が高いので塗装をした表面温度は下がる為室内への熱の侵入量も低減する事ができます。よく知られている事ですが白色に近いほど反射率は高くなり、黒色に近づくほど反射率は落ちます。つまり夏場に室内が熱くなるのを抑えたいのであればできる限り屋根も外壁も白色で塗るというのが最も効果的となります。

 

1. 色による塗料の反射率の違い

上図にあるのが日本ペイントの塗料の反射率ですが見て分かる通り白っぽいものほど反射率は高く、黒っぽいものほど低くなっています。もっとも反射率が高いのが白色で日射反射率は91.0%となっており殆どの熱を反射させることができます。一方で右上の『クールローズブラウン』などは黒に近く反射率も43.9%と非常に低くなっています。

具体的に温度差でいうと、白色で塗装したものだと夏場の表面温度で大体40℃程度になるのに対して、黒色で塗装したものでは表面温度が80℃近くになる場合もあり、その温度差は40℃近くになる事もあります。当然ながら屋根や外壁の表面がそれだけ暑いとその熱が外壁を伝って室内に侵入していきますので温度上昇が起こります。

 

2. 遮熱塗装と一般塗装での違い

温度を低減するというと遮熱塗料が一般的ですが、これは塗料の中に遮熱セラミックなどを配合して熱の伝わりを抑える効果が高く、色による反射効果に関していうと遮熱塗料でも一般塗料でも大きな差にはならない場合が多いです。つまり、遮熱塗料の白を塗っても、一般塗料の白を塗っても表面の温度はあまり変わりません。遮熱の効果というのは色によるところが非常に大きく、遮熱塗料の黒と一般塗料の白とではいくら遮熱効果が高いと言っても一般塗料の白の方が反射率が高いため温度低減効果は高くなります。

但し、遮熱塗料に関しては表面に吸収された熱を室内へ伝わりにくくする効果もある為、色が同じであれば全体的な温度低減で考えると一般塗料より効果的にはなります。

 

3. まとめ

夏場は家の2階が特に暑くなるので反射率の高い白色で塗装。と考えられるかもしれませんがやはり白を屋根に塗るというは汚れという事から考えるとリスクがあります。屋根は外壁と違い水平となっていますので汚れが堆積しやすい為、白色で塗装をすると汚れが目立ちやすくなりますのでやはり真っ白よりは幾分色が付いた塗料で施工することをお勧めします。

一方で、工場などであれば殆ど勾配も無い屋根で外から見えにくく、また見えても工場敷地内からなどで見栄えの心配もいらない場合が多い為、反射率の最も高い白色塗料での施工も非常に多くなっています。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめていますのでご参照ください。

 

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