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窯業系サイディングの窯業系とは?
- 2015/6/18
- 屋根・外壁(素材種類・色)について
サイディングには窯業系と金属系があります。窯業系とは呼んで字のごとく『窯』(かま)を利用して成形するので窯業系サイディングボードと呼ばれます。窯業系はセメント及び繊維質からできており、これを型にはめ込んで色々な凹凸のデザインを造ります。これを高圧・高熱の窯に入れて養生することでサイディングの基板が出来上がります。あとはこれをカットして、工場塗装をすれば完成となります。
窯業系は金属系と比べてデザイン性に優れており最近では洋風な住宅建築も多いことから非常に多くの住宅で窯業系サイディングが使用されています(60~70%のシェア)。一方で窯業系のデメリットは、金属系と比べると多少高額になる事と耐久性に劣る事が挙げられます。金属系サイディングにはガルバリウムが使用される事が多く20年程度もつのに対して、窯業系はセメントになりますので塗装で外側を守る必要があり大体10年に一度程度は塗り替えが必要となります。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめていますのでご参考下さい。きっと少しは役に立つ・・・はず。
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