雨水にも溶けない?水性塗料とはどんなもの?

塗料には水性塗料と溶剤(油性)塗料があります。以前は溶剤がよく利用されておりましたが最近の戸建て塗装に関していうと殆どが水性塗料にとって代わっています。この一番の理由は環境があげられますが水性塗料とは他にどのような特性があるのでしょうか?

 

1. 安全性

水性塗料とは樹脂と水が乳化した状態で、これをエマルションと言う為エマルション塗料とも呼ばれます。油性塗料と違い稀釈剤が水となっているため、基本的に臭いが少なく住宅街でも安心して使用ができます。塗料は水性も油性も、溶剤(水orシンナー等)・樹脂・顔料・添加剤で構成されていますが、水性の溶剤は水、油性の溶剤はシンナー等となります。特に以前は油性塗料については稀釈剤に人体に悪影響を及ぼすと言われるトルエンやキシレンといった非常に強い溶剤を使用しており、作業員のみならず近隣にもその危険性が及ぶことから徐々に水性系へと変わっていきました。因みに塗料は溶剤が揮発後に樹脂が残り塗膜を形成します。一旦溶剤が抜けた塗料は水を弾き、溶ける事はありません。

 

2. 作業性

水性塗料は環境面においては非常に優れた塗料といえますが、やはりデメリットもあります。その最大のデメリットは作業性と言えます。油性塗料はシンナー稀釈となりますので揮発が早く乾きも早いです。つまり塗ってすぐに乾き塗膜が形成されるので作業性が良いです。特にそれが顕著に表れるのが冬場の施工です。冬場は気温が低い為、特に水性塗料は造膜に時間がかかり、よくあるケースが昼の2時頃に塗装をしたら中々乾かずに日が暮れてしまい、半乾きの状態だったのでそのまま夜露があたり塗料が全て流されてしまったというケースです。

 

3. 耐久性

耐久性において油性塗料と水性塗料とは大きな差がありましたが、ここ10年で大きな進歩を遂げました。シリコンで十分10年もつ塗料もでてきましたし塗料の価格も非常に安価になりました。油性と比べると同レベルの塗料で0.8掛け程度になっています。

 

4. まとめ

工場などで多い金属性の下地などには油性塗料が適していますが屋根を抑えている板金部分を除き殆ど金属のない戸建てに対しては価格面や安全性などトータルで考えると水性塗料が適していると言えます。あとは、実際に塗膜を形成する樹脂の違いで屋根・外壁に塗る塗料を決めていきますが現在では一般的にシリコン樹脂塗料が使用される事が多くなっています(詳しくは⇒外壁塗装で塗る塗料とはどんなものがあるの?)のでお家を塗る時にはシリコンの水性塗料で比較をすると最も一般的なので価格が比較検討しやすいと言えます。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめていますのでご参照ください。

 

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