塗装をする意味は女性の化粧と同じ？

わざわざ高いお金を払って塗装をする意味とは何なのでしょうか？一般的には色が褪せてくるので綺麗にしたという事から塗装をするケースが多いですが、塗装をする意味は綺麗にするという事よりも重要なお家を守るという役割があります。

もしお家に塗装がしていなければ、モルタルやサイディングがカラーベストが全てむき出しの状態となります。これらは全て有機物となりますので紫外線を浴びると少しずつ劣化をし始めます。また防水性も高くない為に劣化と共に水の侵入を許していきます。下地そのものが劣化してしまうと、塗り替えではなくて、サイディングやカラーベストそのものを撤去して新しいものに入れ替える必要があります。また、下地そのものは防水性が低い為早いうちに水が入り込み内部の構造物さえ腐らしてしまう可能性もあります。塗装をする意味はこれを防ぐ為（正しくは、そうなるのを極力遅らせる為に）であり、事実カラーベストにしてもサイディングにしても製造の時点で工場塗装がされています。

塗装はよく化粧に例えられる事が多いですが、化粧は顔を綺麗に見せて且つ紫外線が皮膚に直接あたる事を防ぎ肌の劣化を防ぎます。塗装も同じで、お家を綺麗に見せて且つ素地が紫外線により傷むのを防ぎます。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめています。