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何回が正しい?外壁塗装の塗り回数
- 2015/8/2
- 塗装工事・価格等について
外壁塗装の塗り回数は一般的な塗り方の場合はどの塗料メーカーの製品でも大体が『下塗り1回・上塗り2回の合計3回塗り』が基本となっています。一般的な塗り方と言ったのは塗料によっては複層弾性塗料と言って中塗りが1~2回増えるものもあるからです。この場合は下塗り1回・中塗り2回・上塗り2回の合計5回塗りという事になったりします。
1. 外壁塗装の塗り回数
外壁塗装の塗り回数はまず下塗りとって既存の外壁塗膜と新たに塗装をする新塗膜とがしっかりと密着する為の塗料を1回塗ります。この後にお客さんが選ばれた好みの色に調色された(色つけされた)上塗り塗料を2回塗って完成しますので3回塗りとなりますが、外壁塗装の傷み具合というのはそのお家によってマチマチですので通常の3回で完了する場合もありますし、傷みが激しい場合は4回もしくは5回となる場合さえあります。また、色がはっきりと出にくい場合なども2回でなく3回ないし4回塗る事もあります。
2. 傷みが激しい場合
外壁が相当傷んでいる場合は防水機能が殆どない状態になっていますので下塗りを塗ってもドンドン塗料が外壁内部に吸収されていってしまいます。この為、下塗り塗料には本来できるだけこの吸い込みを抑制する機能もあるのですが、劣化が激しすぎると中々その吸い込み止め機能が発揮できません。下塗り塗料が吸い込まれたままの状態で上塗り塗料を塗ると上塗り塗料もまた外壁に吸い込まれますし、既存外壁との密着性も低下します。この為、上塗り塗料の色がしっかりと出ずにぼやけた色合いになってしまったり、密着不良により塗膜が数年で剥離してしまう原因となります。この様な事を発生させない為に、劣化が激しい場合には外壁塗装の下塗り回数を1回でなく、2回ないし3回塗装する事もあります。
3. 色がはっきりと出にくい場合
既存の外壁塗装の色が上塗りを2回塗っただけではしっかりと隠れずに色味がはっきりとしない場合もまた上塗り回数を2回でなく3回ないし4回とする場合も稀にあります。例えば既存の外壁が黄色で新たに青の外壁塗装とする場合などには下地の黄色が2回で消えにくく青色塗装を多く塗り込む必要があります。これはその色そのものや製品により色を隠ぺいする力が2回の上塗りでは十分でない場合がある為です。
4. まとめ
外壁塗装の塗り回数は基本的には殆どの場合が3回塗りとなりますが、上記のように4回~5回程度に増える場合もあります。但し、これらはもちろん現場調査の時点で業者側が『劣化が激しいので下塗りが増える』などの説明があってしかるべきで、施工をスタートしてみると思ったより劣化が激しかったので施工回数が増える為、別途料金がかかります。というような業者はNGですし、ウチは現場調査がしっかりとしていないと言っているようなものです(念のため、見積金額意外に別途費用がかかる事がないかは事前に確認しておきましょう)。
また、逆に3回でなく2回で施工が可能という様な場合も気を付ける必要があります。ごくごく稀に2回塗りでOKという塗料も確かにありますが本当に全体の数%に過ぎません。まず3回塗りより減るという事はあり得ないと考えた上で仮に2回塗りでOKという事であればその塗料メーカーの製品カタログを確認しましょう。カタログには基本的に必ず施工工程が明記されています。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめていますのでご参照ください。
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