外壁塗装の塗り替え時期!3パターン

外壁塗装をそろそろしなければいけない時期というのはどの様に判断すれば良いのでしょうか?塗装においては見た目でサインが現れますので大抵の場合以下の様なケースで『そろそろかな~』と思われるのが塗装の時期と言えます。

1. 外壁の塗装が色褪せてきた

2. サイディングのコーキングが傷み割れてきた

3. 雨漏りがしてきた

ほとんどの場合は以上の3つがあげられます。詳しくご説明してきます。

 

1. 外壁塗装が色褪せてきたので塗装の時期を考え始める色褪せ

塗装はお家を一番外側から守っています。ただ、車の塗装も、プラスチックも、はたまた人間もなどすべての有機質と同じように家の塗装も雨・風・紫外線等の外的要因により少しずつ経年劣化します。こればかりは避けて通れません。塗装の場合は塗った塗料の種類によりますが大体5年~15年位で劣化します。この劣化の目安がまさに色褪せとなります。ですので、一般的に色が褪せてきたから塗装をするというのは、塗った塗装が劣化してきたから塗り替えるという事になり、塗装の時期としてとらえるのは正しいと言えます。

塗料による耐用年数の違いは『外壁塗装の耐用年数』をご参照下さい。

 

1-1. 外壁塗装が色褪せる理由

塗膜には塗料の樹脂と顔料が含まれていますが、3つの外的要因(太陽光・雨水・二酸化炭素)により年数が経つにつれて塗膜内にある樹脂と顔料が徐々に分離していき、分離した樹脂と顔料は粉となり塗膜表面から抜け出ていく為に、塗膜はどんどんやせ細っていきます。劣化した塗膜を触ると手に白い粉がつくと思いますがこれが樹脂から分離した顔料です。この状態の事を一般的にチョーキング現象と言い、一旦チョーキング現象が始まるとドンドン劣化が激しくなりますので顔料は更に抜け出ていきます、これにより塗装の色はどんどん褪せていきます。

 

1-2. 外壁塗装の役割

本来外壁塗装の役割は雨や紫外線からお家を守るというのが役割ですが、劣化し始めた塗膜は顔料が塗膜から抜け出ていく為に肉厚がどんどんなくなり、密度も低くなっていきますので塗膜自体に細かくヒビが入ってきます。ですので今まで塗膜がはじいていた雨水も紫外線も塗膜を少しずつ通り抜け屋根・外壁の基材を直接傷めていきます。

 

2. サイディングのコーキングが割れてきたので塗装の時期を考える

コーキングが割れた状態であれば、厳密にいうとコーキングだけを打ち直せば(コーキングは塗るではなく、打つと言います)問題ありません。ただ、やっかいなのはサイディングの場合、コーキングは外壁全体に張り巡らされておりますので打ち直す為には足場を掛ける必要があります。そうすると仮に今コーキングの打ち直しをしても、また再度2-3年後に屋根や外壁塗装をする際には足場を掛ける必要があり足場代が2倍かかってしまいますのでコーキングが傷んだ時期は塗装を考える時期と言えます。

※補足ですが、多くの現場を見てきましたがサイディングに関していうと塗装よりコーキングが先に傷んでいるケースが多いです。これはコーキングより塗装の方が一般的に耐久性が高いからです。ですのでサイディングに関していうと余り高額な耐久性の高い塗料を塗るのは賢明とは言えません。

2-1. コーキングの役割

コーキングにはサイディングが外気温の寒暖の差で伸び縮みしてもその動きに追随できる緩衝材としての働きがあります。これが無いとモルタル外壁と同じようにサイディング自体が割れてしまいます。また、外壁と同じように水の侵入を防ぐものでもあります。ですので、このコーキングが劣化して割れてしまうとそこから水が外壁裏面へと侵入してしまいます。外壁裏面には防水シートがほぼ必ず貼られていますので家の内部にまですぐに侵入することはありませんが、やはり放っておくとシートも劣化し結果として雨漏りの原因となります。

 

3. 雨漏りがしてきたので外壁塗装を考える雨漏り

上記で述べたように、この状態にある場合は外壁塗装が劣化し防水シートも貫通してしまっている状態となります。こうなると塗装をやり直したからと言って必ずしも雨漏りが止まる状態ではありませんので塗装の時期としては少し遅いと言えます。一旦水が浸入すると、どこから水が浸入しているか侵入経路を見つけ出すのが困難で且つそこを処理しない限り問題解決になりません。ですので雨漏りがする前にヒビが広がってきているなどの前触れがあれば、こまめなメンテナンスをする事をおススメします。

 

4. まとめ

 塗装の時期を明確に考えるのは難しいですが、塗装をしなければ必ず雨漏りして、家が倒壊するというものでは決してありません。シリコン塗装でも20年でも塗装をしなくて大丈夫な場合もあります。これは自宅の外壁塗装が面(北面や東面)によって劣化状態が違うのを見ればわかると思いますが、隣と隣接していたり屋根の軒が長くて外壁に雨水や紫外線が外壁に当たり難い状態で塗料の耐久年数より長く持つということは当たり前です。長く住み続けるという前提であればお家の下地が傷むのを防ぐ塗装は上記のサイン(時期)を逃さぬよう定期的に行う方が間違いなくお家の長期保護が行えます。この他にも、外壁塗装をする前の知っておくべき塗料や塗装についてを色々まとめています。

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